弥生会計にはインターネットバンキングの入出金やカード経費の自動取込み機能がついています。
これを弥生のスマート取引取込といい、摘要から科目を推測して入力してくれるので便利なのですが、少しおせっかいなところがあります。
それは、この学習機能はOFFにすることができずにWEB版で修正した摘要は次回から自動的に適用されるというものです。
たとえば、アマゾンでコーヒーを購入したので、WEB版で「アマゾン コーヒー」と修正すると次回より、アマゾンで購入したものには「コーヒー」という摘要が付加されることになります。パソコンや電卓を購入しても「アマゾン コーヒー」となります。
次回より銀行やカード会社の明細どおりの摘要で取り込みたい場合には、弥生会計の「ファイル」→「スマート取引取込」→「スマート取引取込(web)の起動」と進むとWEB版にログインできるので、「未確定の取引」のところで、「全選択」-「選択された取引の操作を行う」-「取込み時の摘要に戻す」を選択すると、元の摘要に戻るので、それを確定させるという作業を何回か繰り返す必要があります。
現状(弥生会計21)では「常に取込み時の摘要で取り込む」という設定がないようなので、余分なものを付け足さないように学習させるしかないようです。